Bed Room


季節の変化と共にベットカバーの交換を楽しんできました私のベットルーム


ある年の夏には白さが涼しげなキルトカバー 冬にはキャスキットソンのモチーフ編みカバー


         

今年の夏はアンティークのモスリンのカバーで
ここ数年の冬はビンテージのオレンジのモチーフ編みカバーでした


         

レーシーなカーテンで仕切ってみたり
赤と白の色で統一してみたり

        

季節ごとに掲載してきた私のベットルーム
いつもお見せするのは 上の画像でもお分かりのように「枕元」のみ
ベットの足元には 大量の生地の在庫や発送前のキットや講習のテキストなどが山積み
とても掲載出来るようなベットルームではありませんでした


それが今年の秋 ある物を買ってしまった事で大改造をする事を決心したのです
それは フランスピンク色があまりにも素敵で可愛い物私の心をくすぶる「ピンクのお布団」
そして恐れ多くも 歴史上の人物が持っていたとされるお品だという話です
その人物とは フランス革命の後 
王位に付いたシャルル10世の次男ベリー公シャルル・フェルナンデンの妃「マリー・カロリーヌ・ド・ブルボン」(1798年〜1870年)
このお方です
偶然にも彼女と私は誕生日が同じ・・・・・

「帽子」に「バラ」 私の好みを持ち合わせたこのお方がお使いになっていたという「ピンクのお布団」
白いコットン生地に透かしのホワイトワークが施されたお布団です




ピンクのシルクサテンの生地が裏打ちされていて ホワイトワークの透かしからピンク色が見えて素敵なお布団
表側は白いコットンですが 太めのシルクサテンのピンク色のリボンがはしごレースのように通してあるので
ピンク色と表現するにふさわしい存在感一杯のリボンです

 



    お布団の縁には繊細なバレンシエンヌレースがヒラヒラと豪華に・・・・
レースの下からはプリーツ加工されたシルクシフォンの薄い生地が重ねてヒラヒラ・・・・・
あまりにも繊細ゆえ 私の荒れた手ではひっかかってしまいそうなほどです
こちらの画像は裏側の縁ですが シルクシフォンの生地の根本には ピンク色のサテンリボンのリボンワークがトリミングされています



彼女が晩年に使っていたとしても150年は経過しているこのピンクのお布団
シルクシフォンの先が少し劣化して朽ちている部分がありますが
それ以外はダメージや色褪せなど無く とてもよい状態で残っていたこのお布団
もしも本当に彼女の物であるとしたら
彼女亡き後 一族の手によって大切に保管されていた事をこの状態から伺い知る事が出来ます
こんな素敵なお布団が私の部屋にくる事になってしまい
実際に届いてみたものの 使うなんてとんでもなく
手で振触れただけで破れてしまうそうな繊細なお布団
繊細過ぎて置く場所が無い(-_-メ)
Cocoちゃんのベットの上にそっと置いて楽しもう・・・・と思ったのですが
普段使わないのに Cocoちゃんがジャンプしてこのお布団の上で寝ようものなら大変です
試行錯誤して考えた結果
 壁に掛けることに・・・・・
グットアイディアでしたが
壁にかけてこの壁面だけは豪華になったものの 依然 お部屋は荷物で一杯ストック部屋
ピンクのお布団が「わしは こんな荷物部屋に来たくなかったぞ〜!!」っと言わんばかり
勝手にお布団の気持ちを空想 自責の念で金縛りに合いそうな強迫観念で数日間もの間 このお布団を前に寝る事も出来ず
 自分が自分を追い込んで 物置きのようなお部屋から「ピンクのお布団にふさわしいお部屋」に改造しました

いつも目隠しの為 つい立てで隠していたお部屋がつい立てを取り払い リニューアルアープンです♪
「どうぞ〜♪お入り下さいませ♪」




まずは正面の壁にピンクのお布団♪



ピンクのお布団はゴールドのバーに掛けてあります♪
バーを吊る為の画鋲の上にピンクとアイボリーのタッセルを
貼り付けて画鋲を隠してお布団を更に豪華に演出してみました

お布団の下にはジュモーちゃんがCocoちゃんのお気に入りの
ファーファーとココパピちゃんとお座り


次は入って右側
このスペースが今までお見せ出来なかった物置き場所
ここが今回のベットルーム改造の本丸でした

                 



既にブログでも掲載してきました 手作りランプシェードの下には シルクの刺繍が施されたベビーキルトをフレームに入れてディスプレイ
壁面のランプにリメイクしたランプスタンドも設置して窓が無くて暗い部屋ですが明るさは十分です

Cocoちゃんのベットは生地の在庫を詰め込んだ大きなクッションを置いて小さなソファー風に
ここで読書でも・・・・と思いスタンドの照明もセッティングしましたものの
未だその時間は取れておりません・・・・・(*^_^*)




一番手がかかった本箱 途中の経過をご覧いただきましたね
事務的な天井までのツッパリ本箱にレースを貼り付け少しはエレガントになりましたでしょうか・・・・
ピンクのリボンが通ったレースが アクセントになって可愛い雰囲気になりました

本箱の下段には大好きな雑誌「Vicotira」のバックナンバーを
好きな時にいつでも取り出して読む事が出来ます
左側に見えているのは折り畳みのパジャマ入れ
数年前ですが講習でも沢山の皆さんにお作りいただきました
2〜3段目にはアクセサリーやコレクションのグリーンティングカードを収納した
手作りのボックスを入れてあります
側面をピンクで統一してあるので見た目も綺麗♪
エンジェルコレクションさんでいただいたリボン刺繍が素敵なボックスは4段目に
こちらにはシルクのレースパーツなどのお宝を入れて見て楽しみます
側面のバラの刺繍模様が目について素敵です♪
5段目にはお気に入りディスプレイコーナー
ブログでも掲載しましたシルクパーツを閉じ込めたオーバルのフレームや
リボンとガラスの組み合わせが素敵なハンキーケースやフラワーハット
ピンク♪ピンク♪ピンク♪っで見ているだけでもウキウキしてきます(^_^)
その上の段もピンク♪ピンクのディスプレイ(^_^)
ヘッドベースの女の子や染め花 こちらにもフラワーハット♪
高価な物は一つもありませんが
お茶目で可愛いお気に入りばかりです♪
上段に設置した扉のある棚 
実はこちら 人形を入れるために作ったアンティークレースをパッチワークした箱ですが
あまりにも手間がかかり過ぎて
人形に付ける事が出来ず 部屋の片隅にホコリまみれになっていた物を
横に倒して棚の中に入れ込んでみました
取っ手に付けたタッセルを持ち上げると
中にコレクションのアンティークのポストカードを入れた箱が2つ
これを取り出して カードを並べては
イッヒッヒ(^0_0^) と幸せな一時♪

本棚の隣にはガラスのディスプレイケース


ガラスケースの中は
お気に入りの生地やハンキーケースなどを
見えるように収納
ケースの上に優雅にたたずむアントワネットさん
アントワネットさんの中は
お肌の為に購入した「ナノイー」の器具
これを使うときにはアントワネットさんを外します

物置き場だったbeforeの画像が無いので どんなに変化したのかお伝え出来ませんが
とにかく凄い荷物だったのです
こんなに変身するなんて♪っと自分で感心しております

そして次はベットサイド
ベットサイドはいつも掲載している場所ですが
今回はピンクのお布団にふさわしいベットに変身♪
スーパーの駐車場などにある上り旗の台座を工夫して小さな天蓋風ベットを演出してみました(^_^)

    

展示会などでクロスとして使っていたヒラヒラが可愛いピンクのベットカバー
ピンクのお布団に合わせて出してみたものの ヒラヒラカバーはツインサイズで私のベットには合いませんでした
ヒラヒラフリルが可愛いピンクのベットカバー♪何とか使い道が無いかと試行錯誤した結果 このようになりました
スリップをリメイクして作ったベットサイドテーブルのカバー ドイリーとアンティークレースを縫い合わせて作ったレースのクッション
シルクのリボンのパーツはベットのデコレーションに使いました

           


シルクリボンのパーツはベットの両サイドだけでなく 入り口の左右のレースのカーテンにもデコレーション
アイボリーのアンティークのバングルをカーテン留めに利用してみました

          

ピンクのお布団からこんな大そうなベットルームに変身してしまい
生徒さんからは「先生 いい夢が見られますね〜♪」っとお言葉をいただきますが
現実は夢を見る間もなく 寝床に入るなり疲れて爆睡です
それに 寝るときはメガネを外すので ド近眼の私は全てがボヤケて何も見えない 
このピンクの雰囲気を楽しむ事など出来ないのです
それ故に ストックルームだったのですけどね(*^_^*)



でもピンクのお布団が我が家に来た事で 色々な所が綺麗になりました
そして何より 現実は全く変わりませんが 心が豊かになった事は確かです
ピンクのお布団を見つつ 色々な妄想をしながら現実逃避して
今後も素敵で可愛い作品作りに励みたいと思います♪

ベットルーム改造にお付き合い下さいまして ありがとうございました♪

「いちゅまでこの状態を保てるかちらね〜♪zzzzz・・・・・」


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